僕はタスクシュートというタスク管理ツールを使い続けている。間が空いたりする時期もあるのだけれどもう多分かれこれ10年くらい使っている気がする。
僕は日々のやる気の落差が激しい人間だと認識している。ずっと自営業のため、サボろうと思えばいくらでもサボれる。やる気に満ちあふれている時はよいのだが、そうでない時ははっきり言ってひどい。
日々をエネルギッシュに保つために、しっかり睡眠を摂る、水を2L飲む、毎朝ランニングをする、笑顔で過ごす、周りの人にしっかり気遣いをする、みんチャレに投稿するなどいろいろやってきたが、「別にこれはやらなくてもエネルギッシュに過ごせるよね」ということも意外とある。例えば水を大量に飲まなくても特にダレずに過ごせることも多いし(中長期的な視点での健康面への影響は置いておくとして)、周りの人への気遣いなんか義務感になって却ってマイナスの感情を生み出してしまうことも多い。そんな中でタスクシュートでの時間管理は、それを外すとたちまち毎日がダメダメになってしまう、必須事項だ。
タスクシュートは5分とか10分といった粒度で行うタスクをひたすら記録していくツールである。それだけ聞くと、そんなことをしていたら息が詰まる、もっと日々を自由に過ごしたい!という感想を持つのが一般的だろう。だが実際のところは、これは自由な時間を作るためのツールである。例えば、その日にやらなければいけないことをタスクシュートを使って効率的にこなすことによって、夜に自由時間を作ることが出来たりする。
このツールのメリットは色々があるが、自分にとって一番大きいメリットの一つは達成感を得られるところ。一日の終わりに今日やったことを振り返るのだが、「今日はこんなに頑張った!偉いぞ自分!」と褒めてあげることが出来る。タスクシュートをしっかり活用するには、前の日のうちに次の日にやることを書き出しておくことが大切。これが大変なんだけど、これが出来ていた時は翌朝すんなり起きれるし、ウダウダすることがなくなる。
結局人生に宝くじはないということで、仕事、趣味、家族、健康、何においても目の前あるものをコツコツ積み上げていくことが唯一の道である。その過程に満足感を得ることが人生のゴールになれば怖いものなし、、、というような話が今読んでいる「反応しない練習」という本に書いてあった。ということでこれからもタスクシュートを使って引き続きコツコツやっていこうと思う。